遠くからチラチラと見た

護摩

お願いごとを託した護摩木を焚き上げてもらった。

火を灯した壇に、供物などを投じて祈願を行う儀式を護摩と呼ぶそうな。

供物とあわせて”護摩木”という長さ20cmほどの木の棒を燃やして祈願してもらうのだけど、僕もその護摩木に願いごとを書かせてもらった。

実際の護摩を見るのは初めてである。

そういえば、燃え盛る炎を眼前に一心に祈り続けるオフシーズンの野球選手なんかの映像を見た記憶があるが、あれが護摩行か。

心身を鍛え煩悩を浄化し願いをかなえるパワーを授かるための修行だそうで、なるほど、だからより炎に近い所で祈るのだろうか。

僕はその護摩木に「みんな笑顔」と書いた。